ワームロード
ワームロード
ワイヴェンボルト
生産素材:
Wボルト生産券×1
強化費用:0z
↓
ドレイクボルト
強化素材:
肉球のコイン・鉛x1
ゴム質の皮x1
ブヨブヨした皮x1
強化費用:50000z
↓
サーペントボルト
強化素材:
肉球のコイン・鉄x1
棘竜の上鱗x1
雌火竜の鱗x1
強化費用:125000z
↓
ワームロード
強化素材:
鳥竜種の牙x1
呑竜の皮x1
眠鳥の爪x1
強化費用:250000z
攻撃力:529
属性値:龍320
防御+80
Xbox360版MHFのソフトに初回同梱特典として付いてくる
ガンランス。発売されて大分経つのでこれからの入手は困難だと思われます。
性能的にも申し分なく、なんといっても防御+80は魅力的。
剛種クエストに挑むときなど重宝するカモシレナイ。
武器の説明文にもある通り、遠方より伝えられたガンランスである。
初期名称「ワイヴェンボルト」のワイヴェンとはワイヴァーンの発音の
変化形で、つまり飛竜の事を指す。
強化していくごとに、ドレイクボルト、サーペントボルト、
最終形でワームロードと名称が変化していく。
ドレイクとはラテン語で「竜」を意味する。(英訳すると雄鴨なので注意)
サーペントは「蛇」を意味し、ワームの意味に至っては「ミミズ」「蛆虫」、
「寄生虫」等の極小的な生物の名称が冠せられており、
強化していく度に、銃槍に付けられた名はむしろ脆弱になっていくように思われる。
最終形の名称「ワームロード」を直訳すれば「蛆虫のあるじ」などという事に
なってしまうが、実際の意味するところは、強化していくごとに
「竜の生態系全てを統べるもの」ということに通じていくのである。
(ドラゴンと同義でウィルムという呼称があるが、ワームはウィルムの変化形で、
手足の無い竜を指す場合もある。)
こう表現すると若干おおげさに聞こえるかもしれないが、
この名称の由来には、武器の説明文にもある「遠方大陸より発祥された」と
いうことが密接に関係している。
ワームロードの発祥である「遠方大陸」では「竜騎術」の研究が盛んに行われており、
既に以前から実戦投用もされている。
(遠方大陸の詳細な場所についてはギルドの第一級極秘事項である為、
IGCにも明らかにされていない)
では竜騎術とは何かということになるが、それは中型から大型の竜の背中に
人間が乗り(飛竜とは限らない)自在に操りながら
ランスないしガンランスで戦う戦闘術である。
「遠方大陸」ではシュレイド地方やドンドルマにくらべ遥かに高い頻度で、街への
超巨大モンスターの侵攻があり、それに対抗する策として考えられたのが
竜に乗って、その竜と共に戦う「竜騎術」なのである。
ちなみにドスランポス程度の竜を乗りこなすのにも通常半年~1年は
かかると言われている。
ドンドルマの街や砦にも数年または数ヶ月に一度、ラオシャンロンや
各種古龍種の侵攻が見られる。しかしハンター達のメッカともいえるこの地方では
常に多くのハンターが滞在または居住しており、統制のとれたハンターズギルドも
ある事からいつモンスターが侵攻してきても常に迎え撃つ体制が整えられている。
それに対し「遠方大陸」ではハンター自体の数も少なくそのような体制は整っていない。
そのため、中型から大型の竜達と人間達が常日頃から共存し、
共に戦うための研究がめまぐるしく発展し、「竜騎術」が生み出されたのである。
そしてその「竜騎術」を用いて、超巨大モンスターの撃退を専門とする兵団「ワイヴェン
ライダー」がいくつも結成され、今日の「遠方大陸」の街の平穏を保っているのだ。
竜を熟知し、竜を自在に操る「ワイヴェンライダー」。
その指揮官階級になった者には
「Worm lord(ワームロード)」(全ての竜を統べるもの)
の称号が贈られるとともに、銃槍ワームロードが与えられるのである。
他の銃槍に比べ特に特徴的な点として、
フルーティングから砲身にかけて繋げられた鎖がある。
また、盾にも鎖が巻かれており、「鎖=拘束」のイメージから
「竜を思うがままに操る」という意味が込められている。
このような装飾的な意味合いもあるが、
通常のハンターの狩りに比べ遥かに激しい戦闘となる「竜騎術」の
戦闘では武器を決して手放さないために鎖を腕に絡めて構えるのだ。
ワームロードに限らず「ワイヴェンライダー」の使う武器のほとんどに
鎖が繋げられている場合が多い。
(ドンドルマの一部武器マニアでもこの点に関して
見抜いていたものいるようだ。)
余談ではあるが、以前ハンターズギルドの定期議会において、
「竜騎術を狩りに取り入れたらどうか」という提案が挙げられたが、
野生の竜をまず手なずけなければならない時間と労力や
生態系の崩れを懸念したIGC役員の冷静な発言により見送られた経緯がある。
- 最終更新:2011-11-21 23:41:26