ブラックアームズ
第六近衛重機槍連隊を中心に少数が量産され、配備されたガンランス。
火山等の局地戦闘を想定し考案された。
第ニ次溶岩竜上陸阻止作戦において初の実戦投入。本銃を装備した第四~第七近衛重機槍連隊による溶岩竜包囲網が展開された。
上陸は許してしまうものの、死傷者0。
溶岩池付近までの侵攻に留めるなど多大な戦果を残している。
火山という過酷な環境下において着実な任務遂行は難しい。クーラードリンクを服用していくのが鉄則であるが、生半可な人間ではクーラードリンクを服用していても、その熱気にやられ脱落するケースがある。
ブラックアームズはこの問題を解決すべく考案された。
槍身や盾の部位に頑強で耐暑性に優れたグラビモス種の素材を使用。抜槍時には自身を覆う様な巨大な槍身と盾によって火山の熱気の軽減を図っている。ゆえに盾も大きめなサイズが採用されている。
また槍身は砲身を保護するように展開し、砲身の耐熱性や耐衝撃性の向上に繋がっている。
しかしグラビモス種の素材はやはり重く、片腕で扱うには熟練の技を要する為、精鋭部隊にのみに配備されるに留まった。
無駄な装飾は一切省き、戦術性や実用性に重きを置いたその洗練された形状は人気も高く、銃槍愛好家の中でも屈指の人気を誇る。
余談ではあるがブラックアームズは砲門の口径が全ガンランス中3番目に大きい。(7.96インチ)
ちなみに最も大きいのは火炎大筒槍で8.87インチである。放射型でこの口径の大きさは珍しい。
- 最終更新:2011-12-16 02:21:13