リーニエ・レベル
メゼポルタ地方で近年確認された獣竜種素材を用い、次世代狩猟武器開発計画「レベル計画」の一環として開発された。
本銃は、プロトタイプである「シパイト・クリンゲ」の実践結果を元に改良を加えられたものである。
単独作戦行動での運用を想定とした特化型銃槍で、暗視装置や消音装置等の専用オプションパーツが存在する。
単独作戦行動に適した軽量、及び構造の簡略化を重視した設計になっており、外観に似合わず、非常に軽い。
従来のガンランスに比べ、装薬量を減らしており、兵士一人あたりの携行弾数の増加と、砲撃時においての反動軽減を実現している。この為に生じた砲撃の火力不足を補うため、拡散型を採用している。
これによって軽量化と火力の両立に成功したバランスの良い高性能銃槍に仕上がっている。
中折れ式の構造上、排莢口から弾を装填出来るため、大きめの排莢口となっている。装填時の効率化とジャム自体は少ないものの、開口部が大きいと、砂塵などが進入し、故障しやすい欠点は払拭できていない為、整備性には不満が残る。
特に接合部分の故障は作戦行動中である場合、応急処置として外部に着脱式の弾倉が取り付けられている。
通常のガンランスの携行弾数量より3分の1程度の弾数が搭載されている。
本来の装填動作を無視して砲撃を撃てるようになる反面、あくまで応急措置なもので、威力はやや低め。
いまだ課題を残す本銃ではあるが、性能は高水準に纏まっており、今後の銃槍開発に波を与えたのは間違い無い。
- 最終更新:2012-03-16 18:57:01